シルビア ヴァリエッタについて

日産のスポーツ事業や特装車事業を行っているオーテックジャパンから2000年にS15シルビアの特装車として登場した車です。特徴として、国産車としては初のオープンした際にピラーが残らないタイプの電動式メタルルーフを備えたガブリオレクーペになります。販売期間は1年程で台数は約1,120台の珍しいモデルで、エンジンは全車スペックSに搭載されていたSR20DE(自然吸気)が搭載されています。
S15シルビアの詳しい時代背景はコチラの記事でご覧ください。
今回紹介するシルビア ヴァリエッタ
本来搭載されているスペックS(SR20DE)エンジンをスペックRのエンジン(SR20DET)への乗せ替えと、トランスミッションも本来5速MTだったものをスペックRの6速MTに載せ替えることで、ターボグレードのスペックR仕様を目指したカスタムコンセプトになっています。
カスタムパーツについて
外装

通常のS15用のオーバーフェンダーを使用しています。リアフェンダーはトランクのラインが通常のシルビアと違うため上部はラインに合わせてカット加工しています。パッと見た感じですとヴァリエッタのリアフェンダーが通常より横に長く見えますが、テールまでの長さは同じ長さです。

エンジンとトランスミッション


SR20DET搭載のヴァリエッタのエンジンルーム
エンジン型式 | SR20DET |
トランスミッション | 6速MT(スペックR用) |
エンジンマウント、ミッションマウント | URAS |
燃料ポンプ | TOUMEI POWERED |
インタークーラー | BLITZ |
アクチュエーター | HKS |
エアクリーナー | TRUST GReddy |
オイルキャッチタンク | CUSCO |
BLITZのインタークーラーの付属の固定ステーは強度が弱いのか振動で折れてしまったのでワンオフで制作してあります。エンジンはメクラキャップを使用したバックタービン仕様です。
排気系

エキマニ | メーカー不明 |
フロントパイプ | ステンレス蛇腹 |
触媒 | 純正加工 |
マフラー | FUJITSUBO フジツボ POWER Getter |
φ114ストレートの出口を備えたマフラーはスポーティーな印象です。
音量はセンターパイプの消音が効いていて、煩すぎずちょうど良い心地よいサウンドを奏でます。
また、オープンにすることでエンジン音を楽しめることも独自のポイントです。

足回り

車高調 | A’PEXi S1 Damper |
ホイール(前後共通) | SHOGUN(18インチ10J+15) |
ホイールデザインはTE37を模したデザインです。
サイズ的にはワイトレやスペーサーなしで丁度いいくらいのツラ感になります。
A’PEXiのダンパーは街乗りよりはスポーティーな硬めの印象です。
内装

ステアリング | MOMO DRIFT |
シフトノブ | NISMO GTシフト |
シフトブーツ | URAS |
追加メーター | Defi-Link Meter ADVANCE BF(ブースト、水温、油温) |
メーターフード | URAS |
ウォーターテンプ | Yashio Factory(ヤシオファクトリー) OKA-CHAN WATER TEMP 3(岡ちゃんウォーターテンプ3) |
シート | レカロ SR3 |
シルビアヴァリエッタについて

ルーフの開閉について
ルーフの開閉には、約20秒ほどかかります。
手順としましては、室内からルーフに2箇所のロックしている留め具を外し、運転席についているROOFのボタンを長押しすることで自動で開きます。閉める場合は逆の手順になります。
正常に動作しない時の原因
- 2箇所のロックが外れていない
- 平坦な場所で操作していない
- ギアがニュートラルに入っていない
- トランクのカバーが正常に取り付けられていない
- センサー関係の故障等
ルーフの開閉はデリケートな印象で、傾斜のある所では正常に開閉できない場合があります。
開閉はゆっくりと開く印象で、走りながらの開閉はできません。

スペシャリティーカーに特化したヴァリエッタ
スポーツ走行向けの通常のS15と比べて、オープン化により剛性が落ちていることや、車重が100kg以上重くなったことから、どちらかというとデートカーやスペシャリティカーといった印象を強く受ける車です。
ですが、本来のS15とは違った楽しみ方や独自の質感を感じることができる一台となっています。
販売台数が少なく、他者とは違った独自の路線でのカスタムがしやすく、多様なカスタムパーツが存在するS15の恩恵を大きく受けることができます。
中古市場での台数も少ないので、興味がある方には今のうちに是非乗っていただきたいお車です。

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