この記事は「どこかのセリカ」さんの愛車紹介ページです。
まずは、簡単にセリカ LB2000GTについて
新ジャンルの第3のドアを持つスペシャルGTカーとして1970年にトヨタから販売された車がセリカになります。
こちらの初代セリカは「フルチョイスシステム」という選び方で購入でき、内装や外装だけでなく、エンジンやミッションに至るまで幅広く選択することができました。また、「だるまセリカ」の愛称で親しまれました。
こちらのセリカがユーザーの心を掴み、1973年に全体をリデザインして追加販売された車がセリカのリフトバック(LB)になります。リフトバックは開口するテールゲートのことで、トヨタ独自の呼称になります。
セリカLB 2000GTの主要諸元

全長×全幅×全高:4215×1620×1280mm | |
ホイールベース:2425mm | |
乗車定員:4名 | |
車両重量:1040kg | |
エンジン:18R-G 直4DOHC 1968cc | |
最高出力:145ps/最大トルク:18.0kgm | |
トランスミッション:5速MT | |
燃費:16km/L 最高速度:205km/h |
「どこかのセリカ」さんのセリカLB2000GT

TOYOTA セリカ LB2000GT RA28型 前期 1976年式
こだわりのポイント
販売当時のままの車を意識して塗装、内装まで維持されているお車になります。
細部に至るまで当時物の良さを残すためモールなども当時のままにされているとのことです。
筆者よりも年上のこのお車ですがどこか懐かしいような、ノスタルジックな雰囲気と当時でしか再現できない美しくも力強いようなデザイン性を感じました。

カスタムパーツ
オーナー様の当時物にこだわりを感じるカスタムパーツ。
ホイールとタイヤ
ホイール | 当時物のボルクレーシング3ピース |
フロント | 14インチ 7.5J+5 |
リア | 14インチ リム加工で9.5Jにワイド化し±0 |
タイヤ | TOYO PROXES TR1 |
フロント | 195/45R14 |
リア | 225/40R14 |
エンジン

18R-G タコ足からエンドまでステンレスでワンオフ作成されています。
当時にこだわったカスタムパーツ

貴重な当時物のトムスコーナーレンズ、グリル、リアテール(バナナテール)、エンブレムはRA25の物を取り付けてRA25仕様にされています。
この型のセリカは足回りのパーツが乏しいため足回りはAE86用の車高調を加工して専用パーツにし取り付けているそうです。
RA28用のチンスポイラーは見つからなかったのでRA25用のものを加工して合わせ取り付けしたワンオフパーツで割ってしまったら代えが存在しない大切なパーツとなっています。
昭和から平成、そして令和へ。走り続けるセリカLB2000GT。
セリカとの出会い
元々このお車は、オーナー様より二回り大先輩の方が以前乗っていた車両です。
フル純正で手に入れたこのセリカを先輩と一緒にカスタム、修理し走れるようにしました。
ですが、先輩の体調が悪くなりキャブ車に乗れなくなった事でオーナー様がこのセリカを引き継ぎました。
「先輩と一緒にカスタム、修理してきたこのセリカを今後も維持して乗っていきたいと思いますし、そのうち息子に引き継いでもらいたいと思っています。」と仰っていました。
今だからこそ感じる魅力とオーナーの声
半世紀を過ぎた歴史ある車です。
現代車と比べれば不便だったり乗り心地が悪かったりしますが、旧車にしかない味わいやサウンド、香りがあります。
当時は当たり前だった車が現代を走るとすごく新鮮です。
このセリカに思い入れがある世代の方によく声をかけられ、若い頃を思い出して元気が出たと言って喜んでくれます。
老父婦の方が『妻と初めてデートした車がこれだったんだよ、あの頃を思い出すなぁ』とニコニコ笑いながら話しかけてくれたのが印象的でした。このセリカに乗ってよかったなぁと思った一瞬です。

最後に
今の車にはない、このセリカでなければ感じることができない魅力が溢れる一台でした。
趣味として楽しみながら、旧車の楽しさや独自の雰囲気を後世に伝えて欲しいと思いました。
掲載にご協力いただきありがとうございました。
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